2025.01.16
このこのブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
2025.1.16
2025年がスタートしたと思っていたら、既に1月も半分過ぎてしまいました。
本当に時間の流れを速く感じます。先週は成人の日の祝日を含めての3連休でした。
れっどぱーるでは1月10日から苺摘みを開始しましたので、この3連休は今シーズンに入って
初めての週末の苺摘みの開催となりました。
1月11日(土曜日)は、初の週末の苺摘みに加えてJRさんが主宰する「さわやかウォーキング」の
休憩地としてれっどぱーるをコースに取り入れていただいたので、
朝からウォーキングを楽しまれている方や、苺摘みを予約された方で、
れっどぱーる周辺は大賑わいとなりました。
この日は、朝は寒かったのですが、日中は風もなく太陽の陽射しも
降り注ぎ、穏やかな日となりました。
ウォーキングで富士宮を訪れてくださった方々も富士山の大きさに
びっくりして、富士山を眺めていました。
約1000人以上の方々がウォーキングを楽しまれる企画なので、
デザートを召し上がるお客様が店舗に殺到することが予想されていたので、
あおぞらパークで移動販売車の1号車でスムージーと、シャイブベリーの
販売をすることにしました。
この1号車ですが、記念すべき新年早々の初販売は「れっどぱーるのあおぞらパーク」と言う
事で、忘れられない販売となりました。
あおぞらパークには、ウォーキングをされてきた皆さんに休んでいただこうと思って、
長椅子も用意しました。
その長椅子に座り、苺のスムージーや、シェイブベリーを食べながら、雄大な富士山を眺めて
写真を撮られている方も多かったです。
私達にとっては当たり前のような富士山でも、遠くから来られる方々にとっては
この富士宮から見える富士山は素晴らしいようです。
この環境で生まれ育ったことに改めて幸せを感じました。
お店横の苺摘みの受付では、開園前からお客様が並んで待っていてくれました。
今シーズン初めてのハウスの解放になります。
きっと大粒苺が沢山あったと思います。皆さん苺を何個食べられたでしょうか?
ハウスから帰ってきたお客様に「苺を沢山召し上がっていただきましたか?」
と聞いたら、「沢山食べ過ぎてお腹いっぱいだよ」という答えが返ってきました。
満足していただけたようで良かったです。
この苺摘みもその年の1日目が流れを作る意味でも大切な1日となります。
この1日目が何事もなく無事に終えることが出来て良かったです。
無事に終えられたのも、去年の暮れから苺摘みの準備を着々と進めてきてくれた
スタッフのお陰だと思っています。
スタッフ皆の協力のお陰で、今年も苺摘みの良いスタートを切れました。
まだまだ苺摘みは始まったばかりです。
苺の収獲量に合わせて予約をいただいていくのは大変難しい事ですが、
今までの経験を生かして皆様に喜んでいただける苺摘みにしていきます。
沢山のお客様のお越しをお待ちしています。
1月11日、私があおぞらパークで1号車でスムージーの販売をしていて、
不足したものをお店に取りに行く時に、私の方を向いて
手を振っている若い女性を発見しました。
私は一瞬、私の後ろに知り合いの方がいて、その方に手を振っているのかと
思いましたが、よくよく見てみるとどこかで見たことのある方でした。
その方は何と、毎年れっどぱーるの苺摘みが始まる初日にわざわざ東京から
来てくださるお客さまでした。
私も、嬉しくなって大きく手を振り返したのですが、
毎年、東京から来てくれると思うと胸が熱くなりました。
その後いろいろと話をしたのですが、かれこれ10年近く来てくれていると
いう事でした。
とても嬉しいことに増して、こういったお客様に支えていただきながら
有難いことに17周年を迎えることが出来たことにちょっと“ウルっ”と来てしまいました。
その方の人生の歴史の中に「れっどぱーるの苺摘み」があるという事に自分が今まで積み上げてきたものの
大きさを感じました。とても嬉しかったです。
お店の前で記念写真を撮っていただきました。
こちらのお客様は、苺摘みのハウスの解放の初日を目指してきてくださっています。
初日にはまだまだ大粒苺があるので、その大粒苺をお口いっぱいに頬張るのが
楽しみで来てくださります。
私達は苺しか育てることが出来ませんが、その私達が育てた苺を楽しみに
こうしてわざわざ遠くから来てくださることに自分たちの仕事のすばらしさを感じました。
人との出会い。これも苺が繋いでくれたご縁です。
これこそ一期一会なのでしょうね。
これからも末永くお付き合いをお願いします。
れっどぱーるミニマルシェ!!
1月12日はハンドメイドの方たちのご協力の下、2025年第1回目の
マルシェを開催していただきました。
毎回お世話になっているKさんとTさんには大変ありがたく思っています。
この場を借りてお礼申し上げます。
{毎回、参加者の取りまとめや、打ち合わせをありがとうございます。}
皆さんのお陰で、苺摘みの来られたお客様や、
苺を買いに来られたお客様も色んなものが見れて楽しまれているようです。
れっどぱーるが今こうしてあるのも、このように協力してくださる方々の
存在があるからなのだと思います。
私は、自分が「れっどぱーる」を率いてきたと思っていましたが、
今こうして沢山のお客様や、スタッフ、協力してくださる方々の存在を受け入れるようになってから、
自分ではなく、皆様の協力のお陰で、れっどぱーるがここまで成長してきたのだと
思う様になりました。
これからは、皆様に支えられていることを忘れずに、謙虚にそして素直に生きていこうと思います。
私は、傲慢で、わがままで、自分勝手なところがあります。
そんな自分を受け入れて、少しずつ直していこうと思っています。
そのためには皆さんに日々感謝して生きていくことが必要だと考えています。
会社経営や、苺栽培を通して、ひとに感謝をし、世のため人のために生きる利他の心を育てていきます。
去年から引き続き、同じ地域の塗装屋さんに納屋の塗装をしていただいています。
去年、お店のデッキを自分たちで塗ろうかと思って、塗装屋さんに塗料の相談をしたことが
きっかけで、気付けば店舗とカフェスペース、トイレなどを塗装することになりました。
始めはデッキだけでいいかと思っていましたが、どんどんきれいになっていく様子を見ているうちに、
あっちも、こっちもと塗装することになりました。
私はもともとケチな人間なので、視野に入らならないところにお金を掛けるのが
好きではありませんでしたが、みるみる綺麗になっていく建物を見ていると
やってよかったと思う様になりました。
「れっどぱーる」の店舗も、カフェスペースも、トイレもこれらの建物は
ご先祖様から引き継いだものです。
恥ずかしながら、私は建物を建てていません。
ご先祖様が残してくれたものを活かして(リノベーション)活用しています。
なので、手を掛けて維持していくことが私の役目のように思っています。
綺麗になっていく建物を見ていたら、
ご先祖様方が喜んでくれている顔が浮かんできました。
先祖代々と受け継ぎ、残してくれたものを活かしてくのも、後に続く者の役目かもしれません。
そしていつか、私も後世に何かを残していくとなると思うと、何をどのようにして
残していくべきかそろそろ考えていこうと思いました。
古いものでも手を掛ければよくなりますが、新しいものでも
手を掛けなければ、どんどん錆びていきます。
人も一緒かもしれませんね。
私のような人間は手を掛けなければどんどん錆びていくと思います。
しかし、このようにブログを書いたり、有難いお客様と出会ったり、弱い立場の方に手を差し伸べたり
することで、少しは自分という人間も磨かれていくのではないかと思っています。
私の夢であり、ゴールは、「1日1日を、笑顔で穏やかな心で過ごしていくこと」です。
夢の実現のためにも笑顔の似合う、素直で謙虚な自分を築き上げていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史