2024.08.07
2024.8.8
暑い日が続いていますね。
体調は崩されていませんでしょうか?
お店の駐車場のひまわりが青空に向かって胸を張って咲いています。
夏と言ったら青空と黄色のひまわりですね。
それにしても毎日毎日暑いですね。
人と会う時の挨拶が、「今日も暑いですね。」になってしまいました。
この暑さはいつまで続くのでしょうか?
お盆まではまだまだ暑いのでしょうね。
例年ですと、お盆を過ぎたころから朝晩の風が秋っぽくなってくるのですが、
今年はどうでしょうかね。
きっと残暑も続くのでしょうね。
しばらく暑い暑いが続くと思いますが、熱中症には気を付けていただき
この酷暑を乗り切ってください。
暑い暑いと言ってはいるものの、私達の仕事場はハウスの中です。
40度を超える日が続いていますが、皆元気です。
今ハウスの中では子苗の切り離しを行いました。
親苗から繋がっている弦を切り、独り立ちさせる作業になります。
人間でいえばへその緒を切るようなものです。
人間もへその緒を切ると母親からの栄養がいかなくなり、自分で
栄養を吸収して大きくなっていきますが、苺もそれと似たところがあり、
弦を切ることによって、親苗からの栄養供給が経たれ、
自分の根っこで栄養を吸わなければなりません。
そうすることによって、根っこが(根量)が増えて
がっちりとした苗に育っていきます。
こちらが親苗と子苗を繋いでいる弦です。
弦を切り、写真のように手入れをします。
弦を切り、いらない葉を除去したら、広々と並べていきます。
並べたら、すぐには根っこから栄養分を吸わないため、
葉水と言って、サッと葉っぱに水を掛けてあげます。
こうすることによって、暑いハウスの中で
急に親苗とつながっている弦を切られても
水分を吸収してくれます。
親苗と子苗を結ぶ弦を切ったので、これからは毎日苗の水くれが
始まります。子の水くれは定植する10月上旬まで続きます。
このようにして、苺が無い夏でも苺屋さんは苗を育てて
いるのです。
この暑いハウスの中で作業していても頭の中には真っ赤な苺が
ぶら下がる光景を夢見ています。皆頑張っています。
こういった一つ一つの努力の積み重ねで美味しい苺が実ります。
だから赤い苺が実った時の感動は言葉では言い表せません。
今から12月に真っ赤な苺が実ることを夢見て頑張ってコツコツ取り組んでいきます。
8月3日は各地でイベントが開かれていました。
れっどぱーるもあちこちのイベントに出店したのですが、
移動販売車が3台しかないのに、この日は何と4か所の
イベントに出店してきました。
1号車がイベントの掛け持ちをしてくれました。
社員さん達も上手く連携をして見事1日2か所の出店を成し遂げてくれました。
そんな中、私は初出店の長泉ワクワクフェスティバルに行ってきました。
このお祭りは富士宮市でいう、宮踊り大会のようなもので、
メインイベントでは、町民の皆での総踊りがあります。
その前に10時からは通りを歩行者天国にして
沢山の出店者さんたちによるフードの販売が行われました。
この日もとても暑く、特に人気があったのはやっぱりかき氷。
ある一定の気温を越してしまうとどんなに冷たいものよりも、かき氷
を食べたくなるのが人の特徴みたいです。
とにかく沢山の人が会場に集まりました。
ここ長泉町は子育てがとてもしやすい環境にあることが
有名で、静岡県でも唯一人口が増えている市町村の
1つのようです。
なのでお子様連れの家族のかたが多かったです。
日も傾き17時半から総踊りが行われました。
初出店とはいっても沢山の方に足を止めてもらい
私達が育てた苺を味わっていただきました。
とても嬉しいことに、
4回も苺のスムージーを買いに来てくれた小学生の
男の子がいました。この男の子には私から
アイスクレープをプレゼントしました。
こうして何回も買いに来てくれるという事はおいしいと認めていただけたからだと
思います。
苺を育てるものにとって、認めていただけることは嬉しいことです。
色んなところに行って、私達が育てた苺を味わっていただきたいという思いで
移動販売を始めました。こうして初めての所で喜んでいただけるのが
醍醐味でもあります。
来期に向けて今は暑いハウスの中で苗育てが始まっていますが、
沢山の方に笑顔になってもらえる苺を目指し、
コツコツと努力、工夫をしていきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史