Blogしゃちょうのブログ

苺尽くしのかき氷!

2024.07.03

2024.7.4

7月に入り、暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
れっどぱーるでは、7月から、苺のふわふわかき氷の販売を始めました。
この後、黒蜜黄な粉のかき氷や、抹茶かき氷などにも挑戦していこうと考えています。
このかき氷を販売するにあたって、かき氷の削り方や、シロップの作り方などを教えていただいた
富士市の四季彩堂さんの店長の三井さんには心より感謝しています。
わざわざ雨の日に、れっどぱーるまで来て氷の削り方を教えてくれました。
三井さんのご厚意にこたえるためにもこのかき氷を今後売り込んでいきたいと考えています。

このかき氷をメインとなって作ってくれているSさんです。
とっても器用で、ふわふわに削ってくれます。


このかき氷の説明をしますと、ふわふわのかき氷の中に、粗削りした苺を入れ、
ミルクソースで甘みを整えています。
その上に完熟のれっどぱーるの苺を削り、特性の紅ほっぺをたくさん使った
苺ソースをかけて召し上がっていただきます。
暑い夏に甘酸っぱい苺ミルクかき氷を召し上がってみてください。
きっと満足していただけると思います。

是非一度ご賞味ください。

 

ハウスでは親苗の定植が始まりました。
この親苗からランナーをのばし、子苗を育てていきます。
ついこの間、収穫し終えた苗を刈り取ったばかりだと思っていたのですが、
あっという間に、育苗がスタートしました。

今年の12月の生苺の販売を目指して、今からコツコツと苗を増やしていきます。
近年予想もしないほど熱くなってきています。
暑さ対策のためにも、遮光ネットを使い少しでも
直射日光を遮り、作業しやすくしています。
それでもハウスの中は、35℃ありました。これからは、暑さとの戦いになります。
皆熱中症に気を付けて赤い実がぶら下がるのを想像しながら頑張ります。

 

 

ご褒美!!

6月30日にお店をお休みさせていただいて、社員研修に行ってきました。
去年はディズニーシーでしたが、今年は、私達が育てた苺を取り扱ってくれているお店が
どんな場所にあって、どんなことをして苺を販売しているのかを見に行くことになりました。
納め先のお店は2か所あり、浅草のいちご飴屋さんと、六本木のレストランローブさんです。
7時30分にれっどぱーるを出発して、途中に海老名で休憩をして、浅草を目指しました。

日曜日という事もあって道が混んでいるかと思ったのですが、割と空いていて、
思ったよりも早く浅草に到着しました。
浅草についたのは10時頃だったのですが、
既に浅草、浅草寺には沢山の観光客というか、沢山の海外の方がいました。
円安で海外の方が日本にたくさん来ているとうわさでは聞いていましたが、
こんなにも海外の方で溢れているとは思いませんでした。

お付き合いのあるある飴屋さんです。
フルーツ果物大国さんです。
急な訪問でしたが、いちご飴を御馳走してくれました。
私達が、お店の前でいちご飴を食べていると海外の方が来ていちご飴を
買っていきました。

こちらがオーナーさんです。
山梨出身の方で、ちょっとしたきっかけかられっどぱーるの苺を扱ってくれるようになりました。
今シーズンも沢山の苺をご注文いただきありがとうございました。
次から次へとお客さんが来たので挨拶をした後は自由行動です。

各自おみくじを引いたり、人形焼を買ったりと、浅草を
堪能しました。
私もおみくじを引いたのですが、何と「凶」でした。
がっかりしていたところに、もう一人「凶」がいました。

がっかりしましたが、気をつけろよという忠告をいただいたと思い、
気持ちを入れ替えて、くじを紐に結んできました。
凶を引いても明るい笑顔はいいですね。
常に笑顔でいることの大切さを知りました。

浅草を出発し、首都高速で六本木を目指しました。
途中渋谷、青山の看板を見たときに、以前移動販売でこちらまで販売に来たことを
思いだしました。
(東京には人がいっぱいいるから東京へ行けばきっと売れる。)
と大きな夢を抱き青山のマルシェに出店していたのですが、青山は、人はいっぱいいますが、
オシャレなお店もいっぱいあります。なので、田舎の私たちのやり方では、
思う様に売れませんでした。そんな苦い経験でしたが、その経験が今の自分たちを支えているのだと
思いました。

六本木につくと高層ビルばかりです。
ついつい上を見上げたくなります。
この1階にお目当てのレストランローブさんがあります。
千波の、このビルは、六本木1丁目のアークヒルズ仙石山森タワー
です。

日曜日だったので、人はあまりいませんでしたが、いかにもお高い感じがしました。
ローブさんとは8年ほどお付き合いしていただいていますが、食事に来るのは
今回が初めてで、ランチのコース料理をいただきに来ました。
店長とも、1度は行ってみたいねと話はしていましたが、中々機会を作らなかったのですが、
今回、社員さん達にもどんなところで自分たちが育てた苺が料理されているのかを
見ていただきたいと思い、社員研修の目的地にしました。

レストランの中に入ると荷物や、スーツの上着などは、
預かってくれ、いかにもレストランという雰囲気でした。
静かで落ち着いた店内で、どんな料理が出てくるかドキドキしながら待っていました。

お品書きです。

出てくる料理がどれも美味しく、
美味しいというか、私は今まで48年間生きてきて食べたことのない味ばかりなのです。
このレストランは何年も連続でミシュランで星をいただいているレストランで、
一体どんなものが出てくるのかな?と思っていましたが、初めて食べる、食感、香り、舌触り
色彩、味と、何回も言うようですが、1度も食べたことのない料理ばかりでした。
始めて食事をして感動するとはこういう事なのかと興奮さえもしました。

こちらがパティスリーの平瀬さんが特別に作ってくださった
れっどぱーるの冷凍苺を使ったデザートです。
苺のソースを一口味わっただけでれっどぱーるの苺だということが解りました。
この苺を食べた瞬間に、自分達が育てた苺たちがこの大都会で、
沢山の方に召し上がっていただけているんだと思ったら胸が熱くなり、
涙が出てきました。
事業をやっていると色々と思う様にいくことばかりではありません。
正直投げ出してしまおうと思う時もあります。
でも今回、私達が育てた苺をヘタまで大事に使ってくれていることを知り、
私の勝手な思いだけで、判断してはいけないものだと思いました。
今回の研修を通して、自分達が育てた苺を、私たち以上に大事に可愛がってくれ、
待っていてくれている方々の存在を知りました。
大事に大事に育てた苺を大事に大事に料理してくださっている
所を見ることが出来てとても幸せを感じました。

社員さんもどんなところで自分たちの苺が提供されているのかを
知ることによって、今後のモチベーションに繋がったようです。

たかが苺、されど苺。
私達が育てる苺を求めてくださる方がいてくれる以上、前向きに努力をし、
より沢山の方に喜んでいただける苺を育て提供していくのが私たちの使命だと思いました。
充実した時間になりました。一生の思い出になりました。

浅草の果物大国さん、レストランローブさん大変お世話になりました。
来期に向けて一生懸命に苺を育てていきます。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社 代表取締役 佐野真史

 

 

 

 

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