Blogしゃちょうのブログ

フィルムの張替え

2023.10.26

2023.10.26

あっという間に10月も下旬です。
歳を重ねたせいなのか、毎日が充実しているのかどちらかよくわかりませんが、
時間の経過が本当に早く感じます。
1か月前の9月下旬はまだまだ真夏日続きでいつ秋が来るものかと思っていましたが、
1か月が経った今日この頃は、朝は最低気温が10度まで下がってきました。
日中はまだまだ暖かいですが、温度差で、体調を崩されている方が多いようです。
またインフルエンザも流行っているようなので、皆さん体調を崩さないように、
衣服などで調節しながらs気を楽しんでください。

ハウスでは、フイルムの張替えを行いました。
全部のハウスではないのですが、約1/3のハウスのフイルムを張り替えました。
一見綺麗に見えるフイルムですが、フイルムにも寿命があり、れっどぱーるでは、3年使うと
新しいものに張り替えています。

こちらは3年使ったフイルムになりますが、近くで見ると結構汚れています。
3年使ったフイルムをはがし、新しいフイルムを張ります。


フイルムの張替えが初めての若手社員さんもハウスの上に登っての作業です。
こちらの赤い帽子はE君です。E君はおとなしく体も細くてフイルムを引っ張れるか心配でしたが、
私の不安を裏切り、細身の体を上手く使ってひょいひょいとハウスの鋼材にのぼり、
フイルムを止めているスプリングを外してくれました。

後ろ姿はプロですね。(笑)。
その横はF君です。F君は慎重タイプなので安全を確かめながら作業をしてくれました。


このフイルムの張替えは苺つくりにおけるトップ3に入る大変な作業です。
張替えをする前は、「嫌だな。面倒だな。」と思いましたが、
いざ作業を始めると、初めての若手社員さんたちが頑張ってくれて思った以上に
はかどりました。
色々と考えているときの方がモヤモヤしたり、嫌な感情が浮かんできますが、
一旦作業にとしかかると、ハウスが綺麗になっていくのが楽しかったり、社員さんと
声を掛け合って仕上げていく達成感の方が強くなっていきました。

E君、F君がフイルムを引っ張ってくれ大変助かりました。このハウスは長さが約30Mあります。
今までは私も先頭に立ってフイルムを引っ張っていましたが、この二人が率先してフイルムを引っ張ってくれて
とても有難かったです。

フイルムを引っ張ってもらえばあとは、専用のスプリングで止めるだけです。

綺麗にピンピンに張れました。
歳を取ったと言っても、まだまだやれっると思っていましたが、
いざ皆とこうして作業してみると、段々体力がなくなってきたな。と
思う様になってきました。
また逆に、若い社員さんを見ていると、頼もしくも思えたり、
自分の若かったころを思い出したりもしました。

休憩の一コマです。
皆苺のために一生懸命体を張っています。
皆で力を合わせて皆さんに喜んでいただける苺を育てていきます。

綺麗になったハウスを見ると圧巻です。
きっと苺たちもきれいな光が届くようになり、元気に育っていってくれることと思います。
これからが楽しみです。

苗を植えてから3週間が経ちました。
1枚1枚の葉も大きくなり、緑が濃くなってきました。

各地でのイベント

コロナが第5類になり、各地でイベントが復活し、色んなところから
声をかけていただいています。とてもありがたいことです。
先週も3台の移動販売車がフルで活動し、イベントを盛り上げる
ご協力をさせていただきました。
写真とイベント名でご紹介します。

こちらは富士宮のイオンモールでのキッチンカー祭りに出店してきました。
1年ぶりのイオンさんの出店でしたが、子供向けのイベントが同時開催だったようで、
盛り上がりました。

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こちらは沼津市中央公園で行われたキッチンカー祭りです。
夜9時までという長い販売となりましたが、こちらも沢山の方々に
苺のデザートをお買い求めいただきました。

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こちらは柚野の、公民館祭りでの出店です。
花火大会や、大きなイベントの復活もそうですが、今年はこういった地域のイベントも復活し、
以前の生活に戻ってきているように思います。
地域のイベントにも声をかけていただき、あちこちで販売する
機会が増えて大変うれしい限りです。
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最後に浜松市のSBSマイホームセンターで行われた秋の遠州パン祭りに
出店してきました。
北は山梨、東は伊豆。西は浜松といろんなところに行って販売をして
少しでも私たちのことを知ってもらおうと頑張っているのですが、
この浜松のマイホームセンターが一番移動距離が長いです。
でも、待っていてくださる方がいるのです。
というか呼んでしまいました。

静岡県の農業界のレジェンド京丸園のA社長です。
お孫さんと来てくださいました。
お忙しいのに、時間を作ってきてくれるところがA社長の凄いところだと思います。
私もA社長のように、仲間を大事にする人になりたいです。
農業経営の大先輩でもあり、人間的にもとても魅力的で、尊敬する方です。
A社長のような人間性を私も身に付けていきたいです。
尊敬し、目標とする人がいることはとても幸せなことだと思います。
人生の折り返しを過ぎたと思っていますが、残りの人生を人のために生きていけたら
幸せなのだろうなと思う様になりました。

平日はコツコツと暑くても寒くてもハウスで苺の世話をし、
そして休日になれば皆でイベントに出かけ、自分達が育てた苺をデザートとして売ってきてくれる
仲間がいます。この一番身近な仲間のために何が出来るかを考えながら、
先ずは仲間のために努力していこうと思います。

この先は人の支えを認めながら、謙虚に、そして人の役に立つ生き方をしていきます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史

 

 

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