Blogしゃちょうのブログ

韓国からのお客様!

2024.02.29

2024.2.29

あっという間に今日で2月が終わってしまいますね。
辰年になってから2か月が経ちますが、本当に月日の流れの速さを感じます。
3月になれば、学生さんたちも春休みになり、新生活に向けてほんのひと時
楽しめる時ではないでしょうか?
今でも卒業旅行で、海外に行ったりするのでしょうか?
沢山良い思い出を作ってもらいたいですね。

苺は二番果の大粒苺の収獲量が減ってきました。
大粒苺を召し上がっていただけるのも、今頃が最後になってきますので、
大粒苺のファンの皆様は、この時期に召し上がっていただきたいです。
2月は天候不順に見舞われ、苺の生育にも影響がありました。
長雨が続き、日照不足による被害果がありました。
これは白苺ではありません。
日照不足のために、赤色が抜けてきたと思われます。


私も28年苺を育ててきていますが、その被害果を見たのは初めてでした。
ハウスの中の温度は暖房機で重油を使って温度を上げることはできますが、
太陽の光線だけは、未だに作り出せません。
ハウス栽培と言っても、所詮は農業です。
自然の力にはかなわないということを再度改めて学ばせていただきました。

苺栽培も、ここまで来ると私たちのレベルではどうすることも出来ません。
ただただ天気が良くなり、沢山の日光を注いでいただくのを祈るしかありません。

ここから天気が続いてくれるといいな‥‥。

 

韓国からのお客様

先月、韓国に行ってきましたが、その時に知り合った方から、連絡があり
「れっどぱーる」が行っている農業の6次産業化について興味がいる方がいて、
視察に行くことは可能かと問い合わせがありました。

私は、韓国視察に行ったときに、韓国の方々に大変良くしていただいたので、
2つ返事で視察を受け入れる事にしました。
メンバーは、韓国の大学教授とその教え子たちでした。
教え子と言っても、会社を辞めて農業に興味があって勉強し始めた方や、
大学を卒業したが、農業をしてみたいと思って、農業の勉強を始めた方や、
苺農家の娘さんやなど、通訳さん含めて8名で視察に来られました。

れっどぱーるの概要や、取組を説明して、
どうしてこのような形態にして販売するようになったかなどを、通訳さんをとおして話させていただきました。
韓国の方たちは、とても熱心に私の話を聞いてくれて今の韓国の農業事情や、
農業を取り巻く環境を教えてくれました。

韓国の方たちも新しい農業のビジネスモデルとして農産物の加工に大変興味があるようでした。

先月に韓国に行ったときに感じたことですが、韓国の方々は
とにかく熱心なのです。写真を見ていただいてもわかると思いますが、
目がマジなのです。
私も皆さんの目ついに負けていられないと思い、一生懸命に説明しました。

説明の後は、お店の中を見学したり、販売車を見て
私達が取り組んでいる生産から販売までを説明しました。

大粒苺をプレゼントしたのですが、
韓国の方々は歯ごたえのあるものが好きなようで、
日本の苺は柔らかいと言っていました。
言われてみて思ったことなのですが、
先月韓国に行って私たちがいただいた苺は確かに、歯ごたえがあって、
カリっとする苺でした。
硬い苺だと思いましたが、それは韓国の方に合わせて
作った苺だったから硬かったのだと解かりました。
私は、日本の果物は世界の人々から人気があると思っていましたが、
やはり、その国その国によって文化が違うように、
好きな味、食感、風味がその国々でそれぞれ違うのだなとわかりました。

あっという間の時間でしたが、
先月に韓国に行ってきたばかりなのに、
そのご縁もあって韓国の方々がれっどぱーるに来てくれるとは思ってもいませんでした。
参考になったかどうかは解りませんが、
私が今までれっどぱーるで行ってきた取り組みを一生懸命に
説明させていただきました。
私は今まで、勝ち負けで判断することが多かったですが、
お互いに情報を交換し、s互いに切磋琢磨して、国境を越えて
お互いが成長していけたらいいなと思いました。

自分達の技術は自分たちの物だという考え方も
あると思います。どちらかというと私は閉鎖的で、
海外の方との交流なんて考えられませんでした。
でも以前の韓国の視察の時に、井の中の蛙ではないけれども、
日本の蛙になっていてはいけないなと思いました。
世界は広いです。
色んな方がいて、色んな考え方が有り、色んな文化があります。
そういった文化に触れることも大事だと思う様になりました。
大きく見ればい同じ人間です。
国境を越えて協力していけたら面白いんじゃないかと思いました。
今回のご縁がまたどこかでつながるかもしれません。
一つ一つの出会い、そしてご縁を大切にしていこうと思います。

 

この子のご両親は苺農家を営んでいるようです。
ご両親の代わりに日本に来たそうです。
韓国も農家の後継者問題が騒がれているようです。
日本も一緒です。
手遅れになる前に、手を打つ必要があると思います。
それが私達世代に課された課題のように思いました。

 

 

 

韓国繋がりで1月に伺った韓国の一部始終を経営塾のブログとして
書かせていただきました。
私の大切な思い出として、この社長のブルクにも
アップします。
大変長いので、興味のある方は読んでみてください。

http://numazukeieijuku.blog22.fc2.com/blog-entry-7026.html

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社  佐野真史

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