2024.03.28
24.3.28
今年は暖冬と言われていたわりには、3月に入って寒くなり、
桜の開花が例年に比べると遅いように思います。
例年が早いのか、今年が遅いのかよくわかりませんが、との核今年の
天候は読めません。
2月の長雨に続き、3月も雨の日が多いように思います。
野の草花たちにとってみれば雨は恵みの雨だと思いますが、
こうも雨が続くと私たちにとっては恵みどころではありません。
また雨も、1日降って次の日には晴れればよいのですが、
今年は、雨の日が続くのです。そうして晴れの日が続き、
急に暑くなったりするので、作物も、人間も、ついていけません。
その影響もあるようなのですが、体調を崩されている方が多いようです。
皆さんも体調の変化を感じたら、休息をとるか、睡眠を多めにとってみてはいかがでしょうか?
私も長年苺栽培に取り組んできましたが、今年の天候は今までとは
違うように思います。
冬でこれだけ以上だと、夏の猛暑や、雨不足が心配になるこの頃です。
でも春はもうすぐそこまで来ていると思います。
潤井川の河川敷の桜の蕾も段々と膨らんできました。
この流れで行くと、今年の見ごろは4月の第1週の土日になりそうですね。
例年では、3月の最終の土日には多くの花見のお客様で河川敷がにぎわうのですが、
今年は4月になってからになりそうですね。
今週末は天気も良くなり、春本番の暖かさになるようです。
もう雨はうんざりですが、急に暑くなられても、それはそれでハウスの中の温度が上がってしまい、
困ってしまいます。
中々ちょうどいいところってないものですね。
3月の24日にもマルシェを開催しました。
お天気はあいにくの雨でしたが、3台のキッチンカーが
れっどぱーるマルシェに初出店してくださいました。
お天気が良ければあおぞらパークで広々と販売をお願いしたかったのですが、
雨ということもあり、第一駐車場で販売していただくことにしました。
メイン商材はオムライスです。
オムライスがおいしいのは勿論ですが、このオーナーさんとの出会いなんですが、
店長がインスタで色んなイベント情報を見ているときに、
れっどぱーるDOREAMBOX2号車と同じ車体で移動販売をしている方々をみつけ、
その日のうちにイベント会場に出向き、お話をさせていただき、そこから
連絡を取り合う仲になりました。
このタイプのトレーラーは、朝霧在住のあおぞらピッツァさんも同じタイプで、
静岡県には4台このタイプのトレーラーがあるようです。
いつかイベントで、4台並んで販売できるといいななんて思っていましたが、
3台の方とは、ご縁で繋がりましたので、3台同時出店は可能になりました。
色んなところにご縁があり、またそのご縁も広がるものだなと最近つくづく思いますが、
こうした良いご縁は日ごろからの行いもあると思うので、自分さえよければいいという考え方ではなく、
世のため人のためにと行動していこうと思いました。
昼食でオムライスをいただきましたが、金額もお手頃で、
お腹いっぱいになりました。
こうしたご縁を大事にしていきたいものです。
こちらのキッチンカーのオーナーさんは、富士宮浅間大社の近くで、居酒屋を
営んでいます。
オーナーさんご自身が、名古屋の御出身ということもあり、
メイン商材は、串カツ。
甘い味噌ダレを掛けた揚げたての串カツは絶品です。
この日はとても寒くて、「どて煮」を用意してくれていたのですが、
私が購入に行ったときには売り切れてしまっていて、
食べられませんでした。次回楽しみにしています。
こちらの方たちのご縁は、北陸に知り合いの方がいらっしゃって、
北陸に行って炊き出しを行いに行く時に、苺を購入していただいたことがきっかけでした。
私達もあの地震の映像を見て、何かしたいとは思ってはいたのですが、
中々行動に移さず、時間ばかりが過ぎていってしまいました。
そんな時に、喜せらせらさんが苺をもって石川県に行くということを
聞き、是非とも、私達の気持ちだけでもと、
苺をもっていっていただきました。
またその日は東名高速も首都高速も通行止めになるほどの大雪が降った時でしたが、
そんな中でも、苺を石川県へと運んでくださいました。
そんなご縁で、今回のマルシェに声をかけさせていただきました。
カリっとジューシーの揚げたての手羽先も美味しかったです。
やっぱり、本場の料理人が作る料理はひと味もふた味も違います。
ここにビールでもあったら最高でしたね。(笑)
3店舗目はクレープ屋さんになります。
れっどぱーるでもクレープは看板商品なのですが、
こちらのkacchiクレープさんはサラダ系や、お惣菜系のクレープが
メインでやっておられ、オーナーさんは女性の方です。
始め、女性の方がキッチンカーの中にいらしたので、社員さんか、
アルバイトの方なのかと思っていましたが、いざ話をしてみると、
なんとその女性の方がオーナーさんで、普通車サイズのトラックを運転してきたのでした。
れっどぱーるの周りの道はクチコミにも上がるほど狭い道です。
その狭い道を運転してきたオーナーさんの覚悟が伺えました。
キッチンカーでクレープを販売するのが夢だったと語ってくれた
オーナーさんでしたが、これから色んなことを経験して2台、3台と
増やしていってほしいです。
若い方々の頑張る姿って美しいですね。
ある程度年を重ねてここまで来ましたが、振り返ってみるとここまで来るには
沢山の方々の協力や、アドバイス、応援がありました。沢山の方々に支えられて
今のれっどぱーるがあります。
気づくと、応援されていた側から応援する側に変わってきているように思います。
自分達がしていただいたように、これからの若い方々を応援していこうと思います。
これが世代交代なのでしょうね。
いよいよ子供たちも春休みになり、
苺摘みのお客様もご家族連れのお客様が多くなってきました。
ハウスで案内する若手社員さんも2年目を迎えました。
1年目よりも自信をもってやっているように見えます。
若い子たちは成長が早いですね。
それぞれハウスの担当を任され、責任をもってやってくれています。
私も様子をうかがいにハウスに行くのですが、私が言うのもおかしいのかもしれませんが、
ハウスがとても綺麗になっているのです。
私は「ハウスを綺麗にしなさい。」とか、「掃除しなさい。」とかは一切言っていません。
社員さん自らが、お客様のことを考えて掃除をしてくれているのです。
頭が下がります。
良くしたもので、綺麗なハウスにはゴミを捨てる人が少ないのです。
お客様から写真のお願いをされても笑顔で、お客様の写真を撮っていました。
これらも私が教えたことではありません。
皆、お客様のことを思って自ら率先して行動してくれています。
きっと社員さん達も良い思い出を作っていただきたいと思っているのでしょうね。
この姿にも頭が下がりました。
お客様も年に何度も苺摘みに来る方ばかりではありません。
1年に1度かもしれませんし、何年かに1度の苺摘みかもしれません。
その貴重な時を「れっどぱーる」で過ごしていただくことをとても有難く思います。
またそのお客様方を温かく出迎える社員さん達の優しを感じます。
農業は天候に左右されて思う様にいかないことも多いですが、
こうしたお客様と触れ合いを通して、苺つくり(農業)のやりがいを見つけてほしいと思っています。
自分達が育てた苺で、沢山の方が笑顔になる。
このすばらしさを肌で味わっていただきたいです。
これからの成長が楽しみです。
また若手の成長を応援するだけではなく、リーダーとして組織を
作り上げ、この会社に来てよかったと言ってもらえるような環境を
作っていくことが、これからの私の役目だと思う様になりました。
日々学びの毎日です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史
お時間のある方はこちもご覧ください。
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