Blogしゃちょうのブログ

苺の収獲もあと4日!

2024.05.29

2024.5.30

今日は5月30日です。2024年の5月もあと2日間です。
早いものですね。2024年になったばかりだと思っていたのに、
5か月が経とうとしています。
5月の中・下旬になるとよく目にするのがツバメたちです。
旧家に住んでいたころには、この時期になるとツバメの夫婦が軒先に巣をつくり、子育てをしていたのを
思い出します。
ある日の納品の帰り道に、買い物で寄った商店の軒先にツバメの巣を見つけました。
多分目が見えていないだろうと思うヒナ達が「ピーピー」と口を開けて
親の返ってくるのを待っているのです。
しばらく見ていると親のツバメが返ってきてヒナ達に餌を与えていました。

私はツバメではないのでよくわかりませんが、「ピーピー」となく声で会話でもしているのでしょうか?
しばらく眺めていたのですが、親鳥が餌を取りに向かった時にはあまり鳴き声がせず、
ちょっとして親鳥が戻ってきそうになると「ピーピー」とヒナ達が鳴き出すのです。
やっぱり、親が返ってくる時が解るのでしょうか?

大きく口を開けて餌を欲しがるヒナたちの姿を見て、
同じ生き物同士、鳥も人間も子育ては大変だなと思いました。
今の日本は、少子化による人口減少が問題となっていますが、
生き物が本来持っている種の存続に対する本能が低下してきているのかな?
と思いました。
戦後の貧しかった頃には、子供が10人いた家庭もあったようです。
生活が苦しかったからこそ子供がいっぱいいたのかもしれません。
それに比べ、今は、食べ物や、衣類には恵まれた時代だと思いますが、
子供の数が減ってきています。私にはその原因などは解りませんが、
子供かずが増えてくれればいいなと思っています。
子育ても大変なこともあるかと思いますが、
良い事もたくさんあります。
ツバメの食事の様子を見て色々と考えてしまいました。

苺の収獲もあと4日

2023年の12月中旬から苺の収獲がスタートしたわけですが、
気づくとあと4日で苺の収獲が終了してしまいます。
短かったような長かったような、感じ方は色々ですが、
今になってみると(もう終わりか)という思いです。

苺の収獲をしながらハウス内の苗の刈り取りを並行して行っています。
刈り取った苗は軽トラに積んで堆肥場へと運びます。

この苗の片づけは苺栽培の中でも重労働の1つですが、
今っでは、若手社員が頑張ってくれているので、
大変助かっています。

ホコリっぽい作業で、大変ですが、暑いハウスの中にも関わらず、
マスクをしてホコリ対策をし、苗の運び出しをしてくれています。
若手社員さんの頑張りもそうですが、
お店のスタッフさんや、臨時のアルバイトさんなどの力を借りて
ここまでやってきました。
私は、苺の苗を刈り取りながら、半年間のことを振り返っていました。
12月には焼きそばを焼いたことや、今年初のスクラッチカードの配布。
去年以上に力を入れてきたれっどぱーるマルシェ。
ゴールデンウィークのガラガラクジ。
お店の前の道が人でにぎわう苺摘み。良い雰囲気を演出するシャボン玉。
沢山の皆様に御来店いただき、デザートや苺を購入していただきました。
県外からも足を運んでくださったお客様も増えてきました。
大変有意義な半年間でした。

半年間を振り返ると、色んなことを思い出すのですが、忙しいながらもスタッフと力を合わせて
アイデアを出し合い、必死になりながら楽しみながらここまで来たように思います。
今の「れっどぱーる」があるのは、沢山の方々の応援あってのものです。
来期も皆さんの期待に応えられる苺つくりを今から目指していきます。

今期はあと4日で終わりますが、苺つくりは永遠に続きます。
皆さんの応援がある限り、苺を育てていきます。
今後ともよろしくお願いします。

 

ふもと博

5月の25、26日と、富士市の富士山メッセにてふじの麓の博覧会2024が開かれました。
このふじの麓の博覧会(以下ふもと博)は、「れっどぱーる」にとって、とても思い出深い
イベントの1つです。
それは、今から14年前の2010年のふもと博の時に
れっどぱーるの移動販売車1号車がデビューしたのでした。
その時は、苺農家が移動販売車で自分たちが育てた苺をデザートにして売るということで、
大々的にマスコミにも取り上げていただき、デビューそうそうから大行列になり、
沢山の方に注目していただくきっかけとなりました。
そんなイベントだけに私の中でもこのふもと博は特別なものなのです。

以前には、れっどぱーるも3回グランプリを取得し、殿堂入りしています。
このふもと博が認知され、規模が大きくなっていくとともに、「れっどぱーる」の移動販売車の存在も
大きくなってきたと思っています。

 

去年からコロナが開けて、本格的にイベントがスタートしたわけですが、
今年の人でもまづまづでした。
そんな中、助っ人として現れたのが、次女の怜音奈です。
この日はイベントが3つ重なり、3台ある移動販売車がフル出動し、
更には、まだ生の苺の販売もあるということから、人手が足りなくなり、
急遽怜音奈にお願いして手伝っていただくことになったのです。

怜音奈はお店での販売のお手伝いはしたことがあったのですが、
移動販売車での販売は初めてです。
それにイベントの中でもふもと博は忙しいイベントの1つです。
私は、大丈夫かな?と不安はありましたが、
いざイベントが始まってみると落ち着いたもので、私や、社員さんの指示を素直に聞いて
スムージーの製作や、お客様とのやり取りをしてくれました。
まだ高校一年生で子供だと思っていたのですが、こうして一緒に仕事をしてみて、
大人になったことを実感しました。

今まで小学校の小さかった姿のイメージが強かったですが、
一緒に同じ空間で、同じ忙しさを味わったおかげで、
娘の成長を感じることが出来ました。
また一つ、ふもと博での忘れられない思い出が1つ増えました。

もしかしたら、来年のふもと博でも何かが起こるかもしれないですね。
その計画は今着々と進んでいます。
また来年のふもと博をお楽しみに。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社   佐野真史

 

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