2023.07.13
2023.7.13
楽しかったディズニーから1週間がたち、現実の世界での生活が始まりました。
田んぼの稲も田植えから2か月がたち、大きくなりました。
5月16日の田んぼです。
それが
7/12日の田んぼの様子です。
風に稲がなびいて、とても綺麗です。
「となりのトトロ」のワンシーンを思い出すのは私だけでしょうか?
さて、ハウスでは、苺の苗作りが本格的に始まりました。
ハウスの中はうだるような暑さです。
各地で大雨の被害があるようですが、梅雨が明けたのではないか?と思わせるほどの
暑さです。
こちらは解りづらいかもしれませんが、苺の苗の上に、日よけのシートを一枚貼ります。
このシートで、約40%の遮光効果があります。
40%と聞くと結構日陰になると思われるかもしれませんが、それでも暑いです。
でも、社員の皆は、暑いとも言わずに黙々と苗をベットにピンで押さえていきます。
こうして苗を増やしていくわけですが、暑さとの戦いになります。
勿論ファン付きのベストを着用するようになりました。
こうして親苗から子苗を一本ずつ増やしていきます。
このぐたっとしている子苗たちが実をならせてくれるようになります。
何もなかったハウスが、どんどん緑になっていきます。
子苗を増やすことは命を増やしているのだなと感慨深くなります。
暑いハウスを少しでも温度を下げる工夫として、
地面にも散水して地表の温度を少しでも下げます。
れっどぱーるのハウスの横の井戸からは、富士山の伏流水が
噴き出しています。豊富な水があるから出来ることだと思います。
大自然に感謝ですね。
まだまだ苗の増殖はこれからです。
皆で力をあわせ、暑さに負けずコツコツと苗を増やしていきます。
この先には、沢山の皆様の笑顔が待っています。
皆さんの笑顔を思い描きながら、作業に取り組んでいきます。
先週も色んなところからご縁をいただき、人の繋がりに感謝で一杯です。
平日の移動販売で、初めて大学で販売をさせていただきました。
清水区にある東海大学です。
こちらのご縁は、新東名の清水PAで販売をしているときに、大学の管理会社の方から
お声をかけていただきました。以前から大学キャンパスでの販売には興味がありましたが、
大学とは無縁の私なので、どこに声をかけて良いのかわからずにいました。
それが、大学側の方からお声をかけていただき、信じられませんでした。
とんとん拍子で、話が進み、先週の7/6日、7/7日の2日間
東海大学のキャンパス内で苺のデザートの販売をさせていただきました。
広い大学でしたが、休み時間になると沢山の学生さんが広場に集まってきて、
お買い求めいただきました。
学生さんと言っても、私達の子供たちと同世代です。
「出身は何県なの?」などと話しかけながら、楽しく販売させていただきました。
思っていた以上に県外の学生さんが多いことにびっくりしました。
丁度、梅雨の切れ目の暑い日で、思っていた以上の売れ行きでした。
ここで販売できたのも、清水のPAで販売させていただいたからです。
比とのご縁はどこに転がっているかわかりませんね。
また、こういったチャンスは人から与えられるものなんだなと
人の繋がりの有難さを感じました。
次は、学生さんとのご縁をいただきました。
私が通っていた浜松の静岡県立農林環境専門大学(旧静岡県農林短期大学校)の学生さんです。
女の子なのですが、はきはきとして元気がよく、一緒に作業をしていて楽しかったです。
一生懸命に、親苗を植えてくれました。
このような若い方たちが農業に興味を持ち、頑張っている姿を見ると
農業を営んでいる私たちがもっと輝き、リーダー的な存在になっていかなければ
いけないと思いました。
農業に夢を持った若い方たちに、農業のすばらしさを伝えていくのが私たちの役目なのでしょうね。
そうするには、もっともっと経営を勉強し、強い会社を作っていくことだと思います。
日々、どこにチャンスがあるかわかりません。
チャンスが来た時にすぐに手を出せる体制を作っていきたいと思います。
社員のYさんと清水PAで販売の実習もしてもらいました。
笑顔で元気に販売してくれました。
れっどぱーるは6次産業化に取り組んでいます。
自分達が生産したものを直売するのは今まででもありましたが、
自分達が育てた農産物を加工して販売するのが6次産業化の特徴です。
6次産業化のいいところは、お客様の反応が手に取るようにわかるところだと思います。
自分達が育てた農産物を食べておいしいと言ってもらえたときに、遣り甲斐を感じます。
育てて、加工して販売する。
大変な作業ですが、それだけにやり遂げたときは、達成感を味わえるのだと思います。
そこが醍醐味ですね。
若い方たちに夢を与えられるような農業経営をしていくのが私の夢でもあります。
実習生さんのお陰で、私も勉強になりました。
お疲れさまでした。
最後は、のっぽパンとのご縁をいただきました。
こののっぽパンは私が小学校の時から売られていて、思い出のパンです。
学校から帰ってきて、友達と夕方まで遊び、おなかがペコペコの時に、良く母親が
テーブルの上に買い置きをしてくれていました。
その時には、バタークリームしかありませんでしたが、今ではいろんな味のバリエーションが
あるようです。
そののっぽパンに、れっどぱーるのジャムをはさんでコラボをしていただきました。
富士宮イオンでの限定販売でした。
評判も良く、完売したそうです。
色んなご縁をいただいていますが、このほとんどは、
れっどぱーるの店長がご縁を繋いでくれています。
あちこち販売に伺いながら、色んなご縁をいただいてくる店長は凄い人だなと感心します。
これからも、どんな出会いがあるかわかりませんが、出会いが一種のご縁かもしれません。
人との出会いを大切に謙虚に日々を過ごしていこうと思います。
袖振り合うも他生の縁
ちょっとしたご縁も大切にしていこうと思いました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史