Blogしゃちょうのブログ

柿のお仕事

2024.07.24

2024.7.25

梅雨が明けて暑い日が続いていますが皆さん体調を崩されていないでしょうか?
急に熱くなったせいで、熱中症にかかる方が増えているようなので、くれぐれも
熱中症にはお気を付けください。

とは言いながらも私たち苺屋さんは、この暑さの中でもハウスの中で苺の苗の
手入れや、来期に向けての準備をしています。
この時期に必須なのはファン付きのベストですが、ハウスの中ではベストの中から出てくる
風も熱風となっています。
でも社員さんたちはそんな中でも黙々と作業をしてくれています。
頭が下がります。
今ハウスの中では親苗から徐々にランナーを伸ばし、
苗が増えてきています。

ひたすらハウスの中でランナーをピンでとめ来期に美味しい苺がぶら下がるのを
夢見ながら作業をしています。

暑さのせいで、葉の先端が枯れてしまったり、
色が変わってしまったりしているものもありますが、何とかこの暑さを
乗り超えて苗を増やしてもらいたいです。

暑いハウスの中から外に出て
周りの田んぼを見て見ると、既に稲の穂が出ていました。
よくよく考えてみたら、来月の後半には早いところでは稲刈りが始まります。
この間田植えをしたと思っていたら、もう稲刈りです。
時が流れるのが早いですね。
きっと暑い暑いと言っているのも今のうちで、気付けば秋の風が
心地よく吹く季節になるかもしれませんね。
早くその季節になってほしいものです。

この辺りは水が豊富にあるので出来具合は良さそうですが、
今年は新潟などで水不足が深刻で米が不作のようです。
値段も上がるようなので、お米の手配を早くされた方がよさそうですね。
値段が高くなるという事はものが少ないという事で、
収入が減ってしまう農家さんもいるかと思います。
同じ農家として天候だけはどうにもならないので、
何とかこの局面を乗り切ってもらいたいです。

 

 

柿の摘果

柿畑では、徐々に富士宮特産の四つ溝柿が膨らみ始めています。
梅雨が明けて生理落下が終わったのを見計らって摘果を行っていきます。
この摘果をすることによって、残された柿が大玉になるのです。
今年は異常気象の影響もあり、不作かと思っていましたが、
摘果を始めたら、例年通りの出来具合のように感じました。

遠藤君は身軽な体ですいすいと木に登りきの冗談の柿の実を
摘果してくれました。
摘果をしているときは上ばかり見ているので、あまりわかりませんが
いざ下を見てみるとかなりの数の実を摘果したのが解りました。

もったいないなーー。
と思いながらも大玉の柿の収獲のために思い切って摘果をしました。
この四つ溝柿の収獲は11月から始まります。
アルコールで渋を抜くのですが、四つ溝柿の上品な甘さを是非召し上がっていただきたいです。
まだまだ柿というような季節ではありませんが、
地方発送も行いますので、連絡をお待ちしています。

 

 

出会いと別れ!!

今日を持ちまして、今までれっどぱーるで頑張ってきてくれた藤江君が
卒業することとなりました。故郷でもある愛知県に戻り、自分のやりたいことへと
挑戦することになり、退社することとなりました。
藤枝君は、常にニコニコしていて、はきはきしていて、とても好青年です。
苺の季節になると、第二の苺摘みハウスの担当として、お客様をご案内してくれたり、
苺には欠かせないミツバチのお世話も積極的にやってくれました。
自分の意見を持ち、目的をもって作業にも取り組んでくれました。
いなくなってしまうのはとても残念なことなのですが、
まだまだ若いのでいろんな経験をし、人として立派になっていってくれることを
祈っています。
新天地でも明るい笑顔で頑張ってください。
今までれっどぱーるを盛り上げてくれてありがとうございました。
活躍を祈っています。

 

 

皆さんの力を借りながら美味しい苺つくりを目指していますが、
別れは辛いものです。
自分を責める時もありますが、人の心はコントロール出来ません。
私に出来ることは出会って別れていく方々の幸せを祈ることぐらいです。
ここでの経験を活かして成長し、良い時間だったと思ってもらえたら
嬉しいです。

出会った皆さんの活躍をいつも祈っています。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社 佐野真史

 

 

 

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください