Blogしゃちょうのブログ

2024.4.11
一斉に咲き出した桜の花も、9日の雨で半分以上が散ってしまいました。
桜も咲くときはまだかまだかと首を長くして待っているのですが、
気づくと満開も過ぎ、花弁が散り始めます。
今年は散り始めるというよりか大雨に洗い流されてしまったような
感覚です。

いつも桜の写真を撮るポイントでは桜の花びらが引き詰められていました。
あっという間に散ってしまいました。
私は桜が咲くと春が来たとウキウキするのですが、
咲いた花が散る時は、何とも言えない「切なさ」を感じます。
沢山の人を楽しませ、潔く散っていく姿は、栄枯衰退を思わせるようで、
切なくなってしまうのです。

とはいっても、花の後には、若草色の葉がぐんぐんと大きく育っています。

若葉からも、命の息吹を感じます。
桜の花が散り、葉が出てくると春から夏への季節の移り変わりの季節だと
感じてしまいます。

 

またこの場所で桜を見るのは1年後になります。
来年の桜を見る時には世の中、地域、自分自身、家族など、自分の身の回りの
環境がどうなっているのだろうかと想像してしまいました。

また来年もきれいな桜の花を咲かせてくださいね。

 

 

桜の花の様子もいいけれど、今のハウスの苺たちの様子です。
雨や、曇りの日が続き、天候不順の年ですが、
春らしい、薄黄緑色の新葉が出てきました。
ここから、たっぷりの陽射しと、気温でぐんぐん大きくなっていきます。
本来の苺の季節は今からなのです。
やっと、苺たちの好きな季節がやってきました。
苺たちにとっては好きな季節になりましたが、まだほかにも今から元気な奴たちがいます。
そうです。虫たちです。
気温も上がり、虫たちも行動しやすくなってきてます。
大事に育ててきた苺たちが食べられてしまわないように、
早期発見、早期対応を心がけ、日々、注意深く観察していこうと思います。

 

 

春休み最後のマルシェ

4月6日は、春休み最後のマルシェを行いました。
今回もキッチンカーの三日月キッチンさん、喜せらせらさん、KATTIクレープ
さんが来てくれました。もう一軒3月のマルシェにも参加してくれた
私の同級生の清さんも参加をしてくれました。
今回は天気にも恵まれて、皆さんの笑顔もお天気以上に素敵でした。

昔は車が4台しか止められなかった駐車場でしたが、徐々に駐車スペースを
広げていき、今では第1駐車場と第2駐車場まで完備するようになりました。
れっどぱーるを始めたときは、不安が一杯で、どうなるかわからない状況でしたが、
今では、こうして駐車場に、キッチンカーが来てくれたりしてれっどぱーるを
盛り上げてくれるようになりました。沢山のお客様、そして、沢山の協力してくださる方々
を遠くから眺めていると、夢も諦めなければ形になっていくと思いました。

毎回何かあれば協力してくださるハンドメイドの方々にも頭が上がりません。
こうして一人一人の方々のご協力のお陰で今のれっどぱーるが成り立っていると思います。
ただの苺屋さんに来るよりも、こうして色んなものを見れるだけでもお客様にしてみたら、
楽しんでもらえると思います。

沢山の方々に支えられて今のれっどぱーるがあることを忘れてはいけないと思いました。

また、現場では、一生懸命にお客様に喜んでもらおうと
社員さん達も頑張っています。
沢山のお客様のご案内をしなければならなくて、
お客様にはご迷惑をおかけしていることもあるかもしれませんが、
みんな、自分達が育てた苺を召し上がっていただきたい一心で頑張っています。
「れっどぱーるの苺ハウスは綺麗だね」と言ってもらえるように、
椅子の拭き掃除や、シートを常に掃いています。
そんな姿を見ると胸が熱くなってきます。
良いスタッフに囲まれて仕事が出来ることに幸せを感じます。

春休み最後の週末は、苺の購入のお客様と、お花見のお客様と、苺摘みのお客様でとても忙しかったですが、
沢山の方々のご協力のお陰で、苺のシーズンの1つの節目でもある
春休みを大変賑やかに終えることが出来ました。

まだまだ苺の収獲は続きますが、これからは夏の移動販売に向けて、
冷凍苺の保存に取り掛かります。これから約6トンの苺を冷凍にしていきます。
夏にも皆さんに喜んでもらえるように、まだまだこだわりを捨てずに、
美味しいを追求していきます。

まだまだ未熟な私達ですが、お客様の笑顔のために精進していきますので、
今後ともよろしくお願いします。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社　　佐野真史