Blogしゃちょうのブログ

2023.8.24

例年ですと、お盆を境目に少しづつ秋の気配を感じるようになり、
風もカラッとしてくるのですが、なぜだか今年はお盆を過ぎても秋らしくなりません。
これも地球温暖化の影響なのでしょうか？
それにしても暑いです。真夏に逆戻りしてしまったようです。
それでも、日の入りと、日の出の時間は変わってきていて、
７月中頃には、朝４時半にもなれば辺りは薄明るくなっていましたが、
今では、５時ちょっと前に明るくなるくらいで、夕方は、７時前には暗くなり、
昼間の時間が短くなっているのを感じます。
気温はその年その年で違いますが、日の出、日の入りは、今も昔も変わりません。
まだまだ暑いとはいえ、秋に近づいていることは確かだと思います。

田んぼも段々と黄金色になり、稲刈りがそろそろ始まるころです。

写真だとわかりにくいのですが、赤トンボが写っているのが解るでしょうか？
黄金色の稲の上を沢山の赤トンボが飛んでいます。
何か餌でもあるのでしょうか？
私は赤とんぼを見るたびに、秋の到来を感じます。

皆さんもう少し、この暑さもあと少しの辛抱だと思います。
秋はもうそこまで来ていますよ。

夏休み最後の週末

私が小学校の頃は、夏休みと言えば、８月３１日までが夏休みだったと覚えています。
その頃の私は、８月２０日ころを過ぎたあたりから夏休みの宿題に取り掛かっていて、
苦しい思いをして計算ドリルと、大っ嫌いな読書感想文を書いたことを思い出します。
それに比べ、姉は、計画的に宿題をしていて、同じ姉弟でも全然夏休みの過ごし方は違いました。
今でもその頃の記憶がよみがえり、たまに夏休みの宿題をしていない…。と夢を見ることがあります。

そんなことを思い出す８月のこの頃ですが、
今の小・中学校は今週から学校が始まるようです。
ということで、先週の土日が夏休み最後の土日となりました。

販売車での出店は、富士市で子供の職業体験型イベントのキッズジョブに出店しました。
こちらのイベントもコロナの影響を受けていまして、４年ぶりの規制のない形でのイベント開催になったため、
沢山のご家族が多く参加されていました。
コロナがまた猛威を振るっているようですが、イベントで楽しまれている方々を見ると
ちょっと安心します。

 

１号車は下田の海水浴場に販売に行ってきました。
私は以前から海水浴場で販売をしてみたいと思っていまたが、今回下田の伊豆急さんからお話をいただき、
初めての海水浴場での販売となりました。
伊東の花火大会に続き、伊豆遠征です。
天気は最高！！

とても暑い！！

そんな中、いざ目指せ下田。
第二東名から伊豆縦貫道を南下。

途中、目がグルグル回るループ橋を通過。

高所恐怖症の私は、ひたすら目の前のアスファルトの道に注目して、
景色は見れません。景色を見たらハンドルが‥‥。
危ない危ない…。

ここを通る時はいつもドキドキします。

そうしていくつもの峠を越えて

やっとたどり着きました。
伊豆下田の海水浴場です。

目の前に広がる景色は南国です。
目の前の青い海、青い空を見ていたら、
二十数年前に行った新婚旅行でのハワイを思い出しました。
さあ！今から泳ぐぞ…。

ではなく仕事です。泣。

ここの伊豆急さんのホテルの駐車場の一角をお借りして販売をさせていただきました。
色んなご縁をいただきながら様々な場所で販売をさせてもらってきましたが、
道中、嫁さんと、
「所さんのダーツの旅みたいに、移動販売をしながら日本一周も面白いかもね！」
なんて話をしました。
この1号車は、れっどぱーるの看板として頑張ってくれましたし、いろんな思い出が詰まった1台です。

見た目は塗装とラッピングをしてあるので綺麗なのですが、
販売されてからすでに20年以上経つ車なので、中身が心配になるのです。
東京に行ってエンジンがかからなくなったこともありましたし、高速道路で、ギアが変わらなくなってしまったこともありました。
色んなトラブルがありましたが、今となっては良い思い出です。
この1号車で日本1周も夢ではないかな？
それまで頑張って働いてもらいたいです。

奇跡的なことに、
販売を始めてすぐに来てくださったお客様がいたのですが、なんとそのお客様は、
以前富士宮に住んでいたことがあり、この移動販売車を見たことがある方でした。
今まで地道に販売をしてきましたが、遠く離れた下田の地で、
「れっどぱーる」を知っている人に出会えて、今までの努力が報われたように思いました。
コツコツ地道に種を蒔いていれば、とんでもないところで、芽を出すのだなと
地道な努力の大切さを知りました。

 

恩師のお別れ会

８月20日の日曜日に高校時代の剣道の恩師のお別れ会がありました。
高校時代と言っても、今から３０年も前のことです。
あっという間のことのように感じます。
普段からお世話になっている清さんと会場である花の湯に向かう
途中、母校である富士宮西高校の正門で記念写真を撮り、
高校時代の思い出話をしながら会場へと向かいました。

母校である富士宮西高校には今現在剣道部は存在しません。
当時私たちの頃には１学年１０クラスだったのが、今では、１学年４クラスという
半分以下になってしまったそうです。子供の減少に応じてクラスも減らしているようです。
これも時代の変化なのでしょうね。

会場で受付をし、続々と関係者の方々が集まってきました。
こちらの会を開催してくださったのは、富士宮北高校の剣道部のOBの先輩方で、
高校が別の私達にも、声をかけてくださりとても有難いです。
しばらくすると高校時代にともに汗を流し、苦しい練習に耐え、励まし合った仲間が集まってきました。

コロナの影響ももあり何年も、集まることが出来ませんでしたが、久しぶりに同級生と
会うことが出来ました。これも恩師が作ってくれた再会だと思いました。
久しぶりに会った仲間たちは、年を取っていると言っても、学生時代とそんなに変わらなくてびっくりしました。
変わったところと言えば、少し髪の毛が少なくなっていたり、顔のしわが増えていたり、白髪が出ているくらいで、
話をしていると、昔のままでタイムスリップして高校時代に戻ったようでした。
こうしてみんなと出会えるのも、恩師のお陰だし、
元気のよかった恩師のことを思い出すと、涙が出てきました。

一瞬にして昔に戻れる仲間がいることはとても幸せなことだと思いましたし、
また、皆で写真を撮った時に、皆の笑顔が妙に輝いていて、幸せな気持ちになりました。
高校時代の剣道部の練習はとてもきつかったけど、この仲間がいたから乗り越えることが出来ました。
私には色んな大切なものがありますが、高校時代に共に苦しい思いをし、同じ目標に向かって頑張ってきた
この仲間は、私の大切な宝物です。
お金には代えられないものとはこういうものかもしれません。
若いころはお金があれば幸せになれると考えていましたが、
歳を重ねるごとに、お金以外の大切なものが見えてきました。
今まで気にしていなかった自分の身の回りにある物の中に、
幸せになるヒントが隠されているかもしれませんね。

次はいつ集合できるかわからないけど、また会えることを楽しみにしています。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

富丘佐野農園株式会社　佐野真史