Blogしゃちょうのブログ

夏本番

2023.07.27

2023.7.27

梅雨明けが発表され、この時を待っていたかのようにセミたちが鳴き始めました。
連日の猛暑で、外に出るのが嫌になりますが、そんなことは言ってはいられませんね。
先週1週間は、経営の勉強と、CL(建設的な生き方)の研修があり、山中湖に居ました。
そのせいもあってか、富士宮に戻ってきたら、湿気の多さに気分が悪くなりました。

1週間も見なかったら田んぼの稲から穂が出ていました。

後約1か月で稲刈りが始まります。
時の流れが速いです。
研修から帰ってきて、イベントに出かけましたが、この時期は、納涼祭が多く、
れっどぱーるも盛り上げ役として呼んでいただきました。

お寺のマルシェに近所の幼稚園の納涼祭

保育士の先生にトレーラーの移動を手伝っていただきました。
日中は暑いので、これからは夕方からのイベントが多くなりそうです。
暑い夏にぴったりビタミンCたっぷりの苺の冷たいデザート。
皆様の近くに出没してら立ち寄ってくださいね。

蝉もミンミン泣き始め、蝉の声でも暑さが倍増してきます。
苺たちはこの暑い中、ハウスの中で苗を増やしてくれています。

この環境計測情報は、7/26日  午前11時22分です。
ハウスの中は、37.4℃  湿度39.7%です。
既にハウスのなかは11時の時点で体温を超えています。
いくらッファン付きのベストを着ていても暑いです。

私は先週1週間研修でハウスを見ていませんでしたが、1週間見ないと大きくなるものです。
ハウスの中の緑が多くなっていることにびっくりしました。

苺も暑い中頑張っているので、私達も頑張るしかありません。

今までの私の経験だと、梅雨明けして、お盆までが一番熱いような気がします。
お盆を過ぎると、何となく秋を感じさせる風が吹いてきます。
それまでの我慢です。
暑い暑いと言っていても時間は過ぎていきます。
暑くてもやるべきことをしていきます。
苺と共に…。

この暑いハウスに苺の実習に若い青年が来てくれました。
S君です。
S君は、私の母校でもある静岡県立農林環境専門職大学の2年生です。
学校の授業の合間を見て、インターンシップに来てくれました。
ハウスは初めてという意事でしたが、感想を聞いてみると、
「ハウスが思った以上に暑かったです。」
という返答が帰ってきました。
全くその通りです、今のハウスが1年の内で一番熱いのですから‥‥。
これも勉強です。農業の理想と現実を味わってもらうには、現場に来て
皆と一緒に作業をしてもらうのが一番ですね。
あと二日間。頑張ってください。

旅立ち

先週の23日にまた一人大切な仲間がれっどぱーるを卒業していきました。

Yさんです。
Yさんは、れっどぱーるに来てくれるのが決まってから約半年の間、沼津市から片道1時間かけて
通ってくれました。夏の日が長い時ならまだいいのですが、冬には、自宅をまだ真っ暗で寒い5時半に出て、
湯たんぽを抱えながら出勤してくれたほどの頑張り屋さんでした。
朝、朝礼をするときには目を真っ赤にして椅子に座っていたことを思い出します。

仕事の面でも、とても真面目で、言葉遣いが丁寧で、社員さんの中でも
Yさんの言葉遣いが綺麗なので、真似をしたいという意見がありました。
朝は苺の収獲をし、苺をパックに詰め、お客様が来たら接客対応と、
れっどぱーるでの全業務をこなす何でもやれる存在の方でした。

私も頑張り屋さんのYさんにお願いすると嫌な顔をせずにテキパキと何でも
こなしてくれました。今思えば、そんなYさんに頼り切っていた自分がいたのだと
わかりました。

過去のことを思い出すと色んなことが思い出されます。
自分の至らなさに思わず涙してしまいました。

皆からの寄せ書きも渡しました。
Yさんとの別れはとても辛く、悲しいものでしたが、
そう思わせてくれたということは、今までに、Yさんから沢山の幸せをいただいていたのだと
気づきました。沢山の幸せを皆に与えてくれていたYさんありがとうございました。

Yさんは自分の夢に向かって一歩を踏み出しました。
私達も、そんなYさんを応援しています。
沢山の思い出をありがとうございました。

こおして出会いと別れを繰り返していくのが人生なのかもしれませんが、
Yさんも「私とれっどぱーる」の大切な登場人物の一人です。
ぜひ 夢をかなえて、幸せになってもらいたいです。

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史

 

Comments

  • 清浩崇 より:

    いつもしゃちょ〜ブログ楽しく拝見させていただいてます。
    Yさんがれっどぱーるに入ってすぐの頃、私がお店を訪ねると、社長さんが私のところへ飛んできてYさんを紹介してくれました。名前が私の娘と同じだよっ!と。

    れっどぱーるは、苺はもちろんスタッフさんの接客が素晴らしいといつも感じていましたが、Yさんは接遇と呼べるレベルで、ホテル出身だと勝手に思っていました。

    後に私の勘違いだと社長さんから聞かされてわかりましたが、今回の社長ブログに記された様子は手に取ったように良くわかります。

    当時娘は10歳でしたが、Yさんのような人に成長してもらいたいと思いましたし、その想いは今でも変わりません。
    夢に向かって突き進む姿も含め。

    末永くお幸せに…って、
    何だか娘が巣立つ気持ちだねっ(泣笑)

    • redpearl より:

      清さんコメントありがとうございます。
      Yさんは、しっかり者で頼りにしていた存在でした。頼りにしていた分肩の荷がおもかったのかもしれません。
      出会いがあれば別れはあると言いますが、やっぱり、別れは辛いです。
      私が出来るYさんへの恩返しは、れっどぱーるを発展させることだと思っています。
      夢に向かって頑張ってほしいです。
      応援しています。

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