Blogしゃちょうのブログ

2024.4.25

今週末からいよいよゴールデンウィークに入りますね。
休みが長い方ですと、10連休の方もいらっしゃるようですね。
苺を育てている私達には、そんな長期連休はありません。
これが命を育てる農業の厳しいところでもあると思います。
そんな中ですが、れっどぱーるは連休中でも、休むことなく営業しますので、
ぜひ遊びに来てください。
苺の販売も残すところ、約1か月となりました。
5月末か、6月の第一週までの販売を予定していますが、
どちらにしてもあと少しの期間となってきました。
このゴールデンウィークが最後のピークとなります。
また逆に、そろそろ苺の食べ納めだと考えている方も、
この期間を利用していただき、今シーズンの苺や、苺のデザートを
召し上がりに来ていただけると嬉しいです。

毎年の事なのですが、春休みが終わり、
ゴールデンウィークが来るまでのこの期間は、苺の消費が鈍い時期です。
皆さん新生活や、新学期が始まり、苺どころではなくなるのでしょうね。
そんな今の時期のれっどぱーるでは、
毎朝収穫した苺のヘタを切り、冷凍にしています。

これから、約6トン以上の冷凍苺を支度するつもりです。
冷凍した苺は、暑い暑い夏に、冷たいスムージーや、シェイブベリーとして
3台のキッチンカーで各地のイベントや、お祭りで販売します。
暑い夏には冷たい苺スウィーツが大人気です。

既に、色んなイベントの主催者さんから声をかけてていただいています。
今年も暑くなりそうなので、
沢山の苺を今から仕込み、1人でも多くの方に、
「れっどぱーる」の苺のデザートを味わってもらいたいです。
この苺たちとは、夏までお別れです。
また夏にお会いしましょう。それまで待っててくださいね。

あっぱれ富士

既に各地では色んなイベントが開かれています。
先週の土日では、よさこい踊りで有名なあっぱれ富士が行われました。
土曜日は天気が良かったのですが、
日曜日は朝から雨が少し舞うようなお天気でした。

でもそんなお天気とは逆に、踊り子さんたちは大盛り上がりです。
普段練習してきた成果を思いっきり発揮していました。

富士山も見ています。

沢山の模擬店や、キッチンカーが勢ぞろいしました。
これだけのキッチンカーが揃うイベントも数少ないです。
そんな中、苺色の「れっどぱーるドリームボックス1号車」で出店してきました。
久しぶりのイベントでしたが、社員さんの坪根さんと遠藤君の二人で
販売に行っていただきました。
2人はサッカーのアスルクラロの試合にも行っていただくのですが、
沢山のお客様が並んでも、笑顔で販売してくれます。
頼もしい二人です。
残念ながら写真はありませんが、2日間やり切ってくれました。

緑の芝に赤色が生えます。
冬の間は、苺摘みの受付として利用していましたが、
いよいよ各地のイベントに出向くときがやってきました。
皆さん、この赤い車を見たら、「れっどぱーる」を思い出してください。
この車にとっては、今シーズンが、14年目の夏になります。
皆様に愛されて14年です。
この夏も色んなところに出没します。
一年を通して私たちが育てた苺を召し上がっていただけたら嬉しいです。
宜しくお願いしますね。

親株のランナー挿し

苺屋さんは、今の季節は大忙しです。
段々と温かくなり、苺の実の入りが早くなります。
苺の収獲も忙しくなるのに、来期の準備も始まります。
まだ今期の苺の収獲も終わらないのに、来シーズンの苗の支度をしていきます。

親株からランナーを伸ばし、このランナーを育てて再び親苗にするのです。
苺は種では増やさずに、ランナーで苗を増やしていきます。
約300本の苗から、約30000本の苗を育てていきます。
先ず、6月までに、300本の苗を5000本に増やします。
その後、5000本の苗を30000万本に増やしていくのです。
気の遠くなるような数字ですが、この作業を毎年コツコツと行って初めて
苺の実が収穫できるのです。

一本一本丁寧にした葉を取り、小型ポットに挿していきます。
この作業も、一本一本手作業で行っていきます。
苺つくりは、手のかかる仕事だとつくづく思います。

もうすでに、来期の苺つくりが始まっていると思うと気ぜわしく
思いますが、来期も沢山の方々が、「れっどぱーる」の苺を楽しみに
待っていてくれていると思うと、力が漲ってきます。
これから来季の苺つくりも社員さんと皆で力を合わせて今期以上の
苺を育てていきますので、ご期待ください。

その前に、まだまだあと一か月今シーズンの苺の収獲がありますので、
食べ納めに、ご来店いただけるとうれしく思います。
ゴールデンウィーク皆様にお会いできることを楽しみにしています。
マルシェも行いますので、宜しくお願いします。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社　　佐野真史