2022.12.08
2022.12.8
いよいよ今年も残すところ1か月を切りました。
まだ年賀状の支度やお飾りの支度など何もしていません。
年末のバタバタする前に今からでも計画を立てて早め早めの行動をしていこうと思います。
先週の土日を利用して、苺の新商品を考えるきっかけとして浅草にいってきました。
浅草には以前にも行ったことがあり、色んなジュンルのお店が沢山あります。
今期15周年を迎えるにあたり、何か今までとは違う苺のデザートを提供したくて
ヒントをいただきに行ってきました。
こんなイーゼルもかわいいですね。
見せ方ひとつとっても勉強になります。
私たちは、苺はたくさんあります。
でもその苺を美味しそうに見せたり、飾りつけをしたりするのが
まだまだだなと思いました。今こそインスタ映えでしょうか。
苺とベビーカステラのくしです。
更におみくじつき。色んなことを考えるものですね。
この考え(アイデア)がこれから大事になってくるように思います。
色々チャレンジしていこうと思います。
苺スムージーや、ミルクスムージーや、苺大福など、苺のデザート
の専門店もありました。見せ方や、思いの伝え方など、勉強になるものだ沢山ありました。
ついつい苺にばかり目が行ってしまいますが、顔出しパネルがあると、
どうしても顔を出したくなる私です。道を歩いている方にジロジロみられましたが、
笑ってもらえてなんぼですね。(お笑い芸人か?ってね。)
地元も好きですが、人が集まるところにはそれなりの魅力があると思います。
れっどぱーるも、今ある魅力を再確認し、より新たな魅力づくりをしていこうと思いました。
とても勉強になりました。
この視察の成果を今期のデザートで実施していこうと思います。
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私たちが研修に出かけている間に、若手社員さんたちが大根堀をしてくれました。
この大根は、れっどぱーるの年末年始の苺に次ぐ大人気商品のたくわん用の大根です。
ちょうどよい太さの大根を掘り、洗って、天日干しをして、水分を飛ばしてから、
私の母親が樽に付け込んでいきます。
これがおいしいのです。
このたくわんを待っているお客様も多いのです。
苺の次は、たくわん屋さんですかね。(笑)
皆収獲の喜びを体験しています。
本場の大根農家さんからしてみれば、お遊びくらいの面積です。
それでもいいのです。
堀に水をためて土を洗い流していきます。
この時は天気が悪くて、水が冷たかったですが、
頑張ってくれました。
ハウスの前に一列に並べて干しました。
皆の愛情がたっぷり詰まったたくわんが待ち遠しいです。
こうご期待。
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今れっどぱーるでは、15周年に向けて色んな取り組みを考えています。
まづは、駐車場の前の田んぼを上手く使えないかと思い、
お天気の良い時に富士山を見ながらゆっくりしていただこうと思い、
テーブルと椅子を設置しました。
また、ドッグランとはいきませんが、ワンちゃんと一緒に過ごしてもらおうと
柵を作って、ゆっくりしていただける場所を作っています。
田舎の雰囲気をゆっくり味わってもらい、充電していってもらいたいと
思っています。
皆で手作りで進めていくのがまたいいですね。
お客様に喜んでいただければと、社員さも色々とアイデアを出しながら
頑張ってくれています。
皆で力を合わせてたくさんの方に笑顔になってもらえる
れっどぱーるを作っていきます。
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私は、静岡経営塾という経営者が集まる会で、毎月一回の勉強会に参加しています。
経営コンサルタントの杉井保之さんのもと、勉強していることをこの場を借りて、
書かせていただきます。本の感想文であったり、日々の生活の中で、感じたことや、
自分の幸せなどについて、書かせていただきます。
お付き合い宜しくお願いします。
「れっどぱーる15周年」
早いもので、れっどぱーるを立ち上げてから14年が経ちました。
今作の生の苺の販売から15年目に突入します。
当時生まれたばかりの次女も中学二年生です。
当時の私は32歳。商売の基本も知らずに始めた苺の販売。
売れなくて売れなくて困り果てて知り合いの方に配ったりして、何とか一日一日を過ごしてきました。
「土下座をしても苺が売れればそれでいい。」
頭を下げるのが仕事でした。
自分の選択は間違っていたのではないだろうかと、行く当てのない苺を車に積んで、途方に暮れたときのことを良く思い出します。
今思うと良くここまでやってきたなと思います。
今、こうしてゆっくり過去のことを思い返してみると、やはり、私を支えていたのは、家族だったように思います。
・家族を幸せにしたい。
・子どもにはみじめな思いをさせたくない。
そう思いながら歯を食いしばってやってきました。
とにかく自分達で育てた苺を売る。それも全量です。まだまだ達成できるレベルではありませんが、私の夢は、自分達が育てた苺を全量自分達で販売することです。
苺を育てることは、短大を卒業してからずっとやってきたことなので、苺を売るということが一番の課題でした。
どうしたら売れるか。
スーパーで試食販売にも挑戦しましたが、農家の私は、人と話をするのが苦手で試食の場所からたびたび逃げ出して、店舗の裏で深呼吸をしていました。何度もこのまま逃げてしまおうと考えました。
イベントに出店すればパニック障害で倒れるし、お店の販売ですら、お客様とのやり取りに緊張し、レジの前に立ちたくありませんでした。
正直、今でも、イベントでたくさんの方を見ると、頭がくらくらしてきますが、以前に比べるとだいぶ楽になりました。
思い返すと色んな方にもお世話になりながらここまでやってきました。
スーパーのバイヤーさん、青果部のチーフさん、I牧場さんや、M牧場さんなど、沢山の方に拾い上げていただきました。
杉井さんや、西村さん、経営塾の仲間の皆さんにも色んなアドバイスをいただき、助けていただきました。
苦しくて、険しくて、決して楽ではない道でしたが、今振り返ってみるとあっという間のように思います。
人生とはこういうものなのでしょうか?
苺が売れて良かったこともたくさんありますが、色濃く思い出されるのは、大変なことだったり、嫌なことだったり、辛かったことを乗り越えたことの方が多いように思います。
色々あった14年間でしたが、この14年間は、間違いなく自分の人生の中で激動の時でした。
人生の四季で言ったら夏なのだと思います。
年齢的にも、そろそろ秋に入ってくる頃です。
15周年は、自分の節目にもなりそうです。
いちごと 15(いちご)
こんな時代だからこそ、15周年を記念してお客様とお世話になった方々に恩返しが出来たらいいなと思っています。
若手の社員さんを中心にいろんな催し物を考えています。
これからの私の役目は、一緒に頑張ってくれている社員さんに光を当てていくことだと思います。
皆それぞれいいものを持っています。
それを輝かせるのが私の仕事になってくるように思います。
15周年を迎えるにあたって、いろんな仲間が増えてきています。人のご縁を大切にし、沢山の方から応援していただける人になっていこうと思います。
皆様の支えがあったからここまでこれたと思います。
沢山の支えに感謝しながら多くの方に笑顔になってもらえるれっどぱーるを作っていこうと思います。
これからもよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。