2023.08.10
2023.8.10
私の身の回りでもコロナに感染したという話をよく聞くようになりましたが、
皆さん体の調子はいかがでしょうか?
コロナの感染も広がってきているようですが、何とか乗り越えていきたいですね。
先日山中湖に研修に行ったときに、ガソリンを給油したのですが、値段にびっくりしてしまいました。
レギュラーで185円でした。ついにガソリンもここまで来たなと言う思いと同時に、
早く戦争が終わり、平和な世の中になってもらいたいと思いました。
誰もが戦争は良くないと知っていると思うのですが、攻撃する方は、自分達は正しいと考えているのでしょうね。
正しいか、正しくないかは、その人の価値観で何とも言えませんが、
自分の判断で沢山の人の命が失われることを考えてほしいです。
時代は繰り返されると言いますが、良くないことはやめていくべきだと思います。
お互いの幸せを祈り合えるような世の中になっていってほしいものです。
コツコツと一本一本大切に育ててきた苗が大きくなり、必要本数も確保できたことから、
苗の切り離しを行いました。
この切り離しは、人間でいうと、へその緒を切るようなもので、
今ままで親苗から栄養をいただいていましたが、切り離しをすることによって
親からの栄養が来なくなり、自分の根っこで生きていくことによって、
根の量を増やし、がっちりとした苗を作る事が目的となっています。
苗の独立ですね。
プランターに植えてあった親苗を切り取り、
親苗から繋がっているツルを切ります。
ツルを切ったら並べていきます。
このツルを切り離しから、苗への毎日の水くれが始まります。
私達もお腹が減るように、この苗たちも毎日水を吸います。
形は違うけど、この苗たちも生きています。
私達が手をかけないと苗たちは枯れてしまいます。
農業は命を育てる仕事だと思っています。
以前いたYさんに農業のお仕事はどう思いますか?
と聞いたことがありました。
そのときにYさんは、
「農業は、命がけで命を育てる仕事だと思います。」
と答えてくれました。本当にその通りだと思います。
命をかけるぐらいに真剣に取り組んでいかないと良いもは出来ません。
苗の切り離しは、苗づくりの大切な作業の1つです。
ここから気の抜けない日々が始まります。
命を懸けてこの苗を育てていきます。
今まで親苗から栄養や、水分を貰っていたので、
ツルを切った時は萎れますが、一日経つと、自分の根っこで
養分を吸う様になり、次の日には、立ち直ってきます。
生物の力強さを感じます。
苺は、苗づくり8割と言って、苗づくりが上手くいくか行かないかで
その後の収獲や、食味にも影響が出てきます。
自分達の目指す苗を想像しながら日々の手入れをしていきます。
先週の8/5(土)、8/6(日)は富士宮の夏を代表とするお祭りがありました。
初日の8/5は御神火祭りが行われ、夕方から沢山の方が、富士宮の浅間神社に集まってきました。
17時から開会式が行われ、21時まで熱い熱い御神火祭りがスタートしました。
たくさん写真を撮りましたので、写真とともに、
お祭りの様子をご案内します。
暑い中開会式のパレードの先頭を地元星陵高校の吹奏楽部が勤めてくれました。
コロナ感染があり、規制なしでの御神火祭りは今年が初めてになり、開会式から
沢山の方が会場に集まっていて、久しぶりに、富士宮の活気を感じました。
ミス富士山もパレードに参加していました。
パレードの後からいよいよ御神火のお神輿がやってきました。
写真を見てもらえばわかると思いますが、水を掛け合って
担ぐ人も、神輿に乗る人もビショビショになって練り歩きます。
こんな感じです。
元気な富士宮美人が神輿の上に乗り、せいやっ! せいやっ!と練り歩いていきます。
これを夜まで続けるのです。
凄い体力だと思いませんか?
私達は、商店街のスクールショップさんに駐車場の一角をお借りして
販売をさせていただきました。
1日中お祭りも、気温も暑く沢山の方がスムージーや、アイスクレープ、いちご飴をお買い求めいただきました。
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ここのスクールショップさんで販売をさせていただくようになったきっかけは、
この御神火祭りで販売させていただけるところを探しているときに、
飛びこみ営業でこちらのお店に入ったのですが、何と、以前に
れっどぱーるを立ち上げたときに、知人の紹介で知り合ったSさんで、
一番苺が売れなかった時に、会社の方々に、苺の注文を聞いて
取りまとめてくれた方のお店だったのです。
しばらくするとSさんがお店に来てくれて15年ぶりの再会となりましたが、
Sさんのお顔を見たときに、苺が売れなくて売れなくて困った時のことを思い出し、
涙が出てきました。
夏祭りでの販売をお願いすると、2つ返事で了解してくれ、販売させていただくことになりました。
本当に、人とのご縁に感謝です。
またこのご縁は面白く、
Sさんのお孫さんがバトミントンを習っていて、私の娘からバトミントンを教わったことがあるようでした。
Sさんも、私も、その事実にびっくりして、お互いに「人はどこで繋がるかわからないね。」なんて話をしました。
まさか私も、今頃になってSさんにお世話になるとは思っていなかったのですが、人の繋がりというか、
ご縁は、目に見えないものでありながら、大切にしていかなければいけないものなのだと思いました。
普段からの人付き合いは大切にしていかなければいけないですね。
人とのご縁を大事にしておこうと思った出来事でした。
スクールショップの前で販売させていただいていても、
「あっ!れっどぱーるだ。」
と言って買いに来てくれる方が多かったです。
本当に感謝です。
有難いの一言です。
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若いっていいですね。
若い時にはこの神輿を私も担ぎ、茜店長が神輿に乗ったものです。
元気良かったです。(笑)
火の粉をまき散らし、せいやっ! せいやっ! せいやっ!
最期には、浅間神社横の神田川を登っていきます。
久しぶりに見た御神火祭りはいいものでした。
今まで縮小縮小ムードで、お祭りも人の心も縮こまってしまっていましたが、
久しぶりに、沢山の人が笑顔になり、盛り上がっている姿を見て
これが本当の祭りだと思いました。
皆が元気になる祭りは最高緒ですね!!!
8/6(日)には宮踊りが行われました。
雨が降ってしまいましたが、
雨でも元気な富士宮市民はラッキー池田さんが作った「宮踊りを」
元気に踊っていました。
時折大粒の雨が降ってきましたが、それでも踊り続けていました。
神輿を担ぐ人も、神輿に乗る人、踊る人
皆それぞれに満喫した2日間だっと思います。
こうして地元の昔からの行事に、微力ながらも
協力できることはとても幸せなことだと思いました。
人とのご縁や、繋がりはどこにあるかわかりません。
普段から自分の行動や、言動には気を付け、相手を尊重する気持ちを忘れず、
謙虚に生きていくことが大事だと思いました。
困った時に沢山の方に助けていただきながら、支えていただきながら、ここまでやってきました。
その事実を忘れずに、人の役に立てる人間になるように精進していきます。
最後に2日間夜遅くまで頑張ってくれた2人に
「ありがとう。お疲れさまでした。」
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 代表取締役 佐野真史