2024.12.25
このブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
2024.12.26
苺の奉納も終え、14日から苺の販売を始めました。
収獲初めの頃は収穫量も少なかったのですが、最近では段々と収穫量も増え、
沢山のお客様に苺を提供できるようになってきました。
れっどぱーるでは苗の育苗方法を3つに分けて栽培しています。
なぜ、3つの方法で育苗しているのかと言いますと、全部が同じ育苗方法ですと、
収獲のタイミングが全部一緒になり、沢山ある時は収穫しきれないくらいに実たり、
また逆に収量が減る時にはどこのハウスにも苺が無くなってしまいます。
とにかく全部の苗が同じステージを進むことになるので、増え方、減り方もみんな一緒になってしまいます。
それに比べて、苗の育苗方法を変えることで、苺の実るタイミングをずらすことが出来るのです。
今収獲している苺は一番早く収穫できるポリポット栽培の苺たちです。
来週くらいから、本圃で育苗したポット苗から苺が収穫できそうです。
そして一番遅い育苗方法は本舗にて栽培した挿し苗です。
こちらの差し苗の苺は年末か、年明け早々に収獲出来る見込みです。
この収獲のタイミングですが、早ければいいように思われるかもしれませんが、
早い苗からは特大苺は収獲できません。早いけど普通の苺の大きさの苺が収穫できます。
それに比べて、収穫が遅い挿し苗は、遅いけど、超特大の「でかほっぺ」が収穫できるのです。
また、暮れになると寒くなり、苺の赤らみが遅くなります。
そうすると、より時間をかけて赤くなろうとするので、大玉になっていきます。
来週あたりから私がお勧めのホタテガイのような苺がお目見えしてくると思います。
是非、お楽しみにしていてください。
パック詰めの風景です。
新人さんが4人いますが、皆先輩方に指導していただきながら
綺麗に苺を詰めています。
多少、センスが良い悪いはあると思いますが、
驚いたのは、思った以上にインドネシアから来て働いている
「メリ」「ジャニ」が苺のパック詰めが上手なのです。
私の両親も一緒に苺を詰めているのですが、誰が詰めたのか
解らないほど上手にパック詰めしてくれます。
これには、ほんとに驚きです。
生まれた国を離れて仕事に来るなんて相当の覚悟が必要なのだと思います。
毎日、ニコニコしながら作業に取り組んでくれています。
国は違っても、「謙虚さ」「素直さ」「ひたむきさ」は私達人間にとって
大切なものなのだと思いました。
5月末まで苺漬けの日々になりますが、笑顔で、充実した日々を過ごしていこうと思います。
一昨日は12月24日のクリスマスイブでした。
朝は冷え込みましが、日中はお日様の日が出て、
日向に出ると太陽の日の暖かさを感じました。
クリスマスと言えば苺?ですね。
沢山のお客様に御来店いただきましたが、
れっどらーるにもサンタさんが来てくれました。
それも2組です。
一組目のサンタさんは生まれてから7か月しか経っていなくて、
苺も食べたことが無いという事でした。
私は最近年のせいか何なのかわかりませんが、子供を見ると異様に可愛いなと思う様になりました。
正直、自分の子供の時は、大きくするのに必死で、申し訳ないけど可愛いなどとと思っている暇がありませんでした。
可愛いよりも仕事を頑張って大きくしなければならないと責任感の方が強かったように思います。
子供を見て「あの子可愛いね」なんて言うと、それを聞いた嫁さんは、
「いまさら何言ってんの。子育てもろくにしなかったくせに」と怒られます。
自分でもわかりませんが、子供が可愛いと思う様になったことが自分でも不思議です。
そこで7か月のサンタさんに、人生初の苺をプレゼントしました。
苺を小さく切って食べやすいようにして、ママさんに渡しました。
一口食べたら、口をパクパクさせてお代わりをしていました。
生まれて初めて食べた苺が、私たちが育てた苺で、
更にもっと頂戴とせがんでいる姿はとてもかわいかったです。
2組目のサンタさんは、姉弟で来店してくれました。
れっどぱーるの苺を使ってケーキを作ってクリスマスパーティーをするという事でした。
このサンタさんにも苺をプレゼントしました。
一人2つです。
苺を手渡したときのにっこりとした笑顔が可愛かったです。
写真を撮らせてもらったのですが、1枚写真を撮ったら直ぐに先端から食べていました。
こちらのお子さんはれっどぱーるの苺が大好きでよく苺を買いに来てくれているようです。
12月に入り、やらなければならないことに追われ、気付くとクリスマスになっていました。
そんな私に、思いがけないちっちゃなサンタさんの可愛い笑顔が私のクリスマスプレゼントになりました。
心が温まったクリスマスイブでした。
ちっちゃなサンタさんありがとう!!
わんわん用のケーキをプレゼントしてもらいました。
おいしかったワン!!
れっどぱーるの皆で忘年会を行いました。
残念ながら全員での忘年会ではありませんでしたが、
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
場所は普段から冷凍苺を使用してくださっている
地元の居酒屋たぬきさんです。
こちらのたぬきさんでは何度か忘年会でお世話になっています。
乾杯から始まり、飲み放題スタートです。
とはいっても、真面目なスタッフさんたちはノンアルコールの方が多かったです。
冬にはぴったりの鍋を用意してもらい体の芯から温まりました。
れっどぱーるの忘年会と言えば、ビンゴ大会です。
苺サンタがやってきてビンゴを行い盛り上がりました。
サンタのアシスタントは一番若いT君です。
赤い帽子をかぶってアシスタントをやっていただきました。
楽しい忘年会でした。
去年とはまた違ったメンバーになりましたが、
皆、私の人生のドラマの登場人物であり、仲間です。
皆が笑顔で働ける職場つくりをして、一緒に働く時間を
良いものにして行くことが私の使命だと思いました。
この仲間と17周年の苺の販売や、苺摘みに取り組んでいきます。
宜しくお願いします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます
富丘佐野農園株式会社 佐野真史