2024.10.31
このブログは日々のれっどぱーるのハウスでの作業や、イベントの様子や、
私の感じたことや、経営について勉強したことなどを毎週木曜日に
アップしています。これからもよろしくお願いします。
2024.10.31
急に寒くなってきたように思いますが、体調を崩されてはいないでしょうか?
朝晩の冷え込みが強くなり、既に布団から抜けにくくなっています。
もう少しもう少しと布団の中でモゴモゴしているのですが、気付くと時間が過ぎてしまい
起きてからが忙しい思いをしています。
もう少し余裕をもって起きようと思うこの頃です。
早い苺の苗たちからようやっと花芽が確認できるようになってきました。
こちらの写真は花が今から大きくなろうといしているところの写真になります。
後、一週間ぐらいで花が咲いてくると思われます。
あと一週間で花が咲くとなると、11月の6日頃開花予定です。
そこから苺の実が赤くなるまでに約35日くらいかかるので、
12月の15日ころには赤い苺が実ってくることが計算できます。
これはあくまでも計算なので、今後のお天気でどうなるかわかりませんが、
夏の暑いハウスの中で、地道に苗を育ててきて、やっとここまで来た感じがします。
苺の販売まで大体1か月半ほどです。
半年間の育苗期間も長いと思いますが、ここまで来るとあと少し!
早く赤い苺を収穫して皆さんに届けたいです。
10月23日、24日と石川県に行ってきました。
石川に行った目的は2つあります。1つ目は只今移動販売車の4号車を作成していまして、
その進行具合と細かな部分の打ち合わせ、その後車の外装の確認です。
2つ目はお世話になっている移動販売会社の(株)ゼックの永井さんと一緒に輪島に災害復興のお手伝いとして
炊き出しのボランティアに参加することでした。
今回はたくさん写真を撮ってきたので、写真をメインにご案内したいと思います。
23日の朝富士宮を出発して移動販売の製作をお願いしている(株)ゼックさんがある石川県の野々市市
を目指しました。
約6時間。
今回は2日目に炊き出しに参加するというよりかは、地震や、豪雨災害で大変な思いをされている多くのに、
私達が育てた苺のスムージーを飲んでいただき、少しでも元気になってもらいたいという思いから
移動販売車の1号車で石川県を目指しました。
途中岐阜県の白川郷に寄り、風情たっぷりの茅葺き屋根の集落に立ち寄りました。
白川郷は世界遺産に指定されており、海外の観光客の方々が大変多かったです。
白川郷につくまでは雨が降ったりやんだりを繰り返していましたが、
私達が白川郷についたときには雲の切れ目から青空が見えてきて、
傘いらずで観光を楽しむことが出来ました。
建物からは歴史を感じ、海外の方たちも興味深げに合掌造りの家々を見学していました。
私達もせっかく来たのだからと思い、資料館になっているお宅を見させていただきました。
家の中は思った以上に広く、
生活していたところを資料館にしたようなので、お仏壇があったり、先祖代々の遺影があったりと
実際に生活していた様子を垣間見ることが出来ました。
合掌造りの家は3階建てになっていて、2階と3階には昔使っていたと思われる
農具が沢山展示されていました。
小さいころ我が家にもあったような道具もあり、私たち家族が住んでいた昔の家を
思い出しました。
こうして大切に保存してあることで、昔の農作業の様子などが解りますが、
手作業での仕事が多かったことが解りました。
今からこの白川郷にも雪が降るのかと思うと、雪国の生活の大変さが想像出来ました。
白川郷から1時間半ほど走り目的地でもある(株)ゼックさんに到着しました。
到着して早々に4号車を見させていただきました。
ベース車はフィアットのデュカトという車になります。
このフィアットのバンタイプの車は、去年から日本に輸入され始め、
この車での移動販売車は多分、日本国内初だそうです。(メーカーいわく)
この車が今から色んな部品をつけたりしてどのように変わっていくかが
楽しみです。
まだ未塗装の状態ですが、こちらが販売面になります。二枚の跳ね上げ扉をつけてもらいました。
私達の1号車を見てもらえばわかると思いますが、海外のワンボックスバンは皆同じような
形とデザインのようです。
こちらが助手席側です。
こちらには苺のデザインと、英文を入れ込む予定です。
全長は1号車のベンツよりも50センチほど長いです。
次は内装です。
車内に入った感じもベンツよりも長く感じます。
写真右下が冷凍冷蔵庫になります。
今回の4号車は今までの集大成にしようと思っています。
なので、1号車から3号車までの良いところと、悪いところを洗い出し、
私達が考える一番使いやすい状態を作ろうと思っています。
なので、冷凍庫は大きく冷蔵庫は小さくしました。
壁はまだ青く見えますが、青いシートをはがせば、白い下地が出てきます。
この作っているときがワクワクしてたまりません。
自分達のこうしたい、あーしたいをかなえてくれる(株)ゼックの社長の永井さんには頭が上がりません。
こちらがデュカトの顔です。
この顔をどのように格好よく塗装するかが今回現車を見に来た目的でもあります。
どこまで赤く塗ろうか?
どの部分を白くしようか?
今現在でも悩んでいるところです。
今までは車のカタログを見てイメージを膨らませていましたが、いざ現車を見ると
迫力や、大きさが解り、より4号車のイメージが具体的になってきました。
車内の打ち合わせもして、
外装の大まかな色分けも決まり、その後は(株)ゼックの永井社長が
食事に連れて行ってくれました。
地元の方々が愛用するお店で、私達がお店に着いたときには平日にも
関わらず満席状態でした。
永井さんが予約をしていてくれたおかげですんなりと食事が出来ました。
見てください!!!!!!!
このお刺身!!!!!!
静岡では食べられません。(多分)
日本海のお魚です。
このお魚をつまみに乾杯---イ!!!
とても良い時間を過ごさせていただきました。
遠く離れた石川県に来てもこうして良い場所と良い時間を共にする
仲間というか、お世話になっている方がいることが幸せだと思いました。
この方が永井さんなのですが、れっどぱーるドリームボックスの生みの親です。
かれこれ14年のお付き合いになります。
1号車を作った時はお互いに30代でした。
そんな若きしころの自分たちの話で盛り上がりました。
あれから14年。
お互いに年を重ね、疲れが抜けにくくなったなどと笑い、楽しい時間でした。
永井社長 ありがとうございました。!!!
10月24日石川県に来た目的の2つ目でもある輪島の復興支援の事ですが、
思った以上に白川郷と4号車のことで長くなってしまったので、
復興炊き出しのことは次週に書かせていただきます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
富丘佐野農園株式会社 佐野真史